060.仕事のクオリティはどこまで追求する?
Q.仕事のクオリティはどこまで追求する?
A.現役在宅ワーカーがお答えします!
他のワーカーが仕事をどの程度のクオリティであげているのか、お知りになりたいのですね。
確かに高いクオリティで仕事をあげられるのが一番理想ですが、時給制ではない分、時間をかけ過ぎるのも考えものかも知れません。
何度も仕事のやり取りをしているクライアントであれば、差し戻しなどのやり取りがあり、なんとなく求められるクオリティが分かります。しかし、単発ともなればそのさじ加減は難しいですよね。
ちなみに私は、できるだけ変なものはあげないように心がけてはいますが、自分なりのルールを決めてクリアすれば納品しています。
やはり生活がありますし、時間をかけるほど良いものができあがるかというと、そうとは限らないからです。
そこで私の設けたルールというのは、
・クライアントの指示と合っている
・時間を置いて見直している
というものです。
クライアントの指示と合っているかどうかというのは言葉の通りです。クライアントの求めている仕事の方向性と大きく外れていないかということです。
また、時間を置いて見直すことも大切にしています。私のしている文章作成だと、特に大事なことです。
もう直すところはないと思っても、一晩経つと修正したい箇所ばかりなことがよくあります。文章作成に限らす、データ入力などのほかの仕事でも、一旦頭を切り替えてから見直すと見落としていたミスを見つけられることもありますよね。
このような形で、無駄に時間をかけずに、できるだけ納得のいく仕事をしましょう!
どの程度のクオリティでよしとするかというところ、非常に難しい問題ですよね。
お金をもらっている以上「100%のクオリティ」を目指したいところでもありますが、時間・金銭的な問題もあるため悩ましいところかと思います。
私は記事執筆の他、校正のお仕事も短期間ではありますが行ったことがあります。その時に思ったのは「意外とクオリティには差があるのだな……」ということ。
非常に高いクオリティでほぼ直しがないというライターさんがいる一方、誤字脱字や文字数不足、構成面などで「あまりクオリティが高くないな……」というライターさんもいました。
どちらもおそらくあまり単価には差がなく、一時チェックの担当者さんはこれでよしとしているのだなと驚いた経験があります。
現在はその校正のお仕事はしていないのでどうなっているかはわかりませんが、同じメディア内でもライターさんによってクオリティの差があるというのはよくありますよね。
ただ私は、記事のクオリティを100%に近づけるのは、クライアントさんや読者の方のためでもある一方、自分のためでもあると思っています。
クライアントさんからの評価が高まり、単価アップ・本数アップにつながるのはもちろん、「作品」として別のクライアントさんに見てもらえる可能性もあがるためです。
ですので、私はなるべく100%に近いクオリティを(私なりにではありますが)出すよう努力しています。
書き直しをすることもあり、余計に時間がかかってしまって損をした気持ちになることもありますが、結果的にライターとして自分の評価をあげられる可能性があると思っているからです。
また、後々自分でその記事を読み返した時に「なかなかうまく書けたな」と自画自賛をすることで仕事に自信を持つことができるという側面もあります。
あくまで私なりの考えではありますが、参考になれば幸いです。