056.進捗などの外部情報が知りたい!
Q.進捗などの外部情報が知りたい!
A.現役在宅ワーカーがお答えします!
『外部情報を知りたい』というご質問にお答えします。
オフィスで働いている時と同様に、円滑に業務を進めていきたいですよね。
そこで、私が使用しているアプリをご紹介したいと思います。
まず、進捗を共有する為のツールは、Chatwork・Trelloの2つです。
Chatworkは、在宅ワーカーがよく使うツールなので、もう導入している方も多いと思います。イメージでいえば、ビジネス版LINEといえるでしょうか。リアルタイムでメッセージをやり取りできるツールです。
進捗の共有もできますし、タスク機能を使えば、必ず確認して行ってほしい業務を期限付で表示させることができます。
また、全体的なタスク管理を行いたい際は、Trelloがおすすめです。
タスクやプロジェクト毎の進行を日付で設定できるので、わざわざChatworkで進捗共有を行わなくても、Trelloを活用すれば確認することができます。
いい点は、どちらも無料版が用意されており、不慣れなうちでも感覚的に使える点です。
ただし、容量が制限されるので、添付ファイルを送る際は気をつけてください。
さて、社員の機嫌や健康面などの情報を知る方法ですが、なかなか在宅ワークだと難しいのが現状です。
私の場合、外部の方とやり取りを行う事があまりないので、あまり必要ないですが、確かに円滑に業務を進めるうえで重要ですよね。
例えば、1つのアイデアとして、メンタルヘルスケアアプリなどの活用はいかがでしょうか?
その日の気分や体調などを打ち込み、共有することが可能なものも多くあります。
これらのアプリを活用すれば、なかなか聞き出せない精神面・健康面を手軽に共有することが可能です。
しかし、人によっては面倒くさいと感じたり、体調がずっと悪いとやる気がないと思われるのではないかと、気にしてしまう方もいると思います。
社員の性格や、会社の状況などにもよるので、使い方次第にはなると思いますが…。
1つのアイデアとして、ご覧ください。
全てに対して対策をご提示することはできませんが、可能な限りで私の経験からお伝えできればと思います。
何かご参考になることがあれば幸いです。
「市場」の状況については、検索エンジンで「市場規模マップ」などと検索して上位にヒットするサイトを見ると手っ取り早いです。
あとは日経新聞などで知りたい市場の情報を拾うのもいいでしょう。
日経のWEBサイトは無料のアカウント登録でも月10本がタダで見られますし、見出しや概要だけならサイトの記事一覧から確認することもできて便利です。
図書館に業界紙・業界誌が置いてあれば、それも有用です。
「会社や特定の取引先の状況」については、社外に公表している情報であれば、その会社の公式サイトにあるIR資料やニュースリリースで知ることができます。
「PR TIMES」のようなニュースリリースサイトも便利です。
「関係者が現在進めている案件の進捗具合」は、Googleスプレッドシートや他のタスク管理ツールで情報共有するのが一般的です。
「タスクが終わったら、チェックを入れてね」などの事前了解をメンバーにとっておき、ディレクターなどが進捗表を管理・共有する形になります。
「機嫌や体調」は原則として自己申告制かと思います。
仕事柄、障害者雇用における健康管理の方法について調べることが多いのですが、障害者雇用の場合も体調は自己申告制でした。
毎日、手帳や日誌、デジタルのチェックリストなどに出退勤時刻とともに体調を10段階で記入するというものです。
あとは週1〜月1回の定期面談によるヒアリングも多くの企業で実施されています。
自己申告制ではない形でメンバーの精神面や疲労度を推測する手段としては、AIの導入も見られます(一般雇用のケース)。
仕事の能率が下がっている、出退勤の状況が良くない、笑顔が少ないといったさまざまな要素から判断する仕組みのようです。
なお、健康面や精神面の把握は基本的に上司や人事部が仕事として行う場合と、そうでない場合とで対策が異なります。
部下が上司の健康面・精神面を把握したい場合は「雑談の中で」という形になるかと思います。