074.掛け持ち?一つに集中?どちらの方が効率的?
Q.掛け持ち?一つに集中?どちらの方が効率的?
A.現役在宅ワーカーがお答えします!
掛け持ちと専業、どちらがより稼げるのかとお悩みとのこと。
どちらも一長一短があるかと思いますのが、私は「掛け持ち」を選択しています。
今回は、そちらを選択した理由をお話させていただきます。
まずは、掛け持ちのメリットとデメリットからご紹介します。
掛け持ちのメリットは、「突然全ての仕事を失う可能性が低いこと」「さまざまなメディアで作業をするのでライティングスキル向上を目指せること」「人脈が増やせること」「いろいろな仕事をしているので飽きない」などかと思います。
逆にデメリットは「それぞれのメディアのレギュレーション・使用ツールが異なるため、それを確認しながらだと作業効率が落ちる可能性があること」「バラバラのタイミングで依頼が来るので、スケジューリングが大変なこと」「請求書の処理タイミング等が異なるので、事務作業の時間がかかること」などではないでしょうか。
専業の場合は、おおむね掛け持ちのメリット・デメリットが逆になっているのではないかと私は考えています。
さて、どちらが稼げるかというお話ですが私は正直「専業」の方かなと思っています。
私はここ数年、4~6社と平行してお仕事をしていますが、月末の請求書作りや細かなメッセージのやりとりなどはやはり大変です。
締め日や本数も全てのクライアントで異なるため、スケジュールも手帳で細かく整理をする必要がありその時間を執筆に当てる方がおそらく稼げるのではないかと思っています。
ただ、私は7年ほどWEBライターとして活動していますがその間におよそ6メディアの更新中止や依頼の自然消滅を経験しています。
理由はさまざまで、会社自体がつぶれてしまったということもありますし、思った以上に収益が上がらなかったためその事業を停止するということもありました。
更新中止まではいかなくても、執筆本数の減少ということも、経験しています。
そういったときには「掛け持ちで良かった……」と思ったものです。
そのため、私はこれから先も「掛け持ち」を選択するかと思います。
在宅ワーカーとして働いているときにはもちろん、別の仕事(会社勤めなど)をしても、許されるのであれば掛け持ちをしていたいなと思っています。