081.読んで面白い文章が書けるようになるコツとは?
Q.読んで面白い文章が書けるようになるコツとは?
A.現役在宅ワーカーがお答えします!
面白い文章を書きたいというご質問、お気持ちよくわかります。
いくらSEOを満たした文章でも、やはり面白みに欠けるものだと読んではもらえませんよね。
面白い文章とひとくちに言っても、いろいろな意味合いがあるかと思いますが今回は、「ペルソナユーザーを設定する」という文章の作成方法をご紹介します。
ペルソナユーザーというのは、サービスや商品(WEB記事であればそのWEBサイト)を実際に利用する典型的なユーザー像のことです。
例えば「三十代子持ち女性」ということではなく、「38歳の佐藤花子さん。子どもは5歳と3歳の男の子。出身は〇〇県で現在は△△県に在住。夫の仕事は公務員で、本人はパートで事務職」などという具体的な架空のユーザーです。
さらに趣味嗜好や考え方、独自の悩みや将来の夢など細かいところまでをしっかり設定していくことで、より深みのあるペルソナユーザーを作り出していきます。
これをすることで例えば「おすすめのキッチンツール」というざっくりした記事も、そのペルソナユーザーに向けて書くため文章がより分かりやすくなります。(例えば前述の記事でしたら、共働き家庭におすすめの時短が叶うキッチンツール、小さなお子さんも使えそうなキッチンツール、見た目が可愛いピンク色のキッチンツールなど)
ただ、ペルソナユーザーの設定は失敗すると、メディアと別方向の記事を作ってしまうという結果になることもあります。
もしできるようでしたら、クライアントさんと「どんなペルソナユーザーにするか」を話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、よりユーザー目線での文章が書けるかと思いますの。ぜひお試しください!
読んでいて面白いと思ってもらえる文章を書くコツをお知りになりたいのですね。
「面白い文章を書きたい」「味のある文章を書きたい」とよく聞きますが、結論から言いますと、まずその前に文章を書く基本を身に付けるのが重要です。
人を惹きつける文章は、文章の基本を押さえていて、読みやすいという前提があると思います。
ここで、ちょっとした例え話をご紹介します。
最近ではあまりテレビには出ていませんが、「パックンマックン」というお笑いコンビをご存知でしょうか?
パックンマックンは、アメリカ人と日本人のコンビで、日本で活動しています。しかし、あるとき、まったく英語がしゃべれないマックンに、パックンが一から英語を教えたのだそうです。その後、2人はラスベガスで英語で漫才を披露したのですが、大成功したんだそう。
海外で漫才をやるなら、英語で漫才のネタさえ暗記してしまえば済みそうですよね。しかし、マックンは英語の基礎から勉強しました。
実は、この英語の基礎をしっかり身につけていたおかげで、マックンは英語でアドリブのジョークまで言って笑いを取ることができたのだそうです。
だいぶ突飛な例えを出してしまい恐縮ですが、つまり基礎があるからこそ、本当の意味で通用するのかなと思います。
今さら句読点の使い方を勉強し直すのは「それくらいもう知ってるよ」となりますし、売れる文章の書き方を学んだ方が手っ取り早いように感じます。
しかし、文章の基礎がないことには、売れる文章もなにもないのです。
基礎をしっかり身につけてライティング技術を自分のものとしてから、やっとその文章に自身の人間味などをのせていくことができます。そこでその人にしか出せない文章の面白味が出てきます。
急がば回れ。まずは文章の基礎を押さえた読みやすい文章を書く技術をしっかり身につけましょう。