065.初心者向け、受注を増やす方法やスキルを磨く方法
Q.初心者向け、受注を増やす方法やスキルを磨く方法
A.現役在宅ワーカーがお答えします!
『初心者のうちに受注を増やす方法や工夫、スキル習得』についてのご質問に、お答えします。
受注を増やす方法からお話させていただきますね。私がやっておいてよかったな、と思うのは『得意分野以外にも提案を送る』、『週10本以上の提案を送る』、『相性がいいなと思うクライアント出会ったら覚えてもらうようにする』ことです。
最初のうちは自分が得意としているジャンルの案件を探していましたが、案件数が少ないんですよね…。
そんな時に、たまたま得意分野以外、しかも不得意なジャンルを受注することがありました。執筆には2日かかりましたが、これまでにない達成感を味わった記憶があります。
幅広いジャンルの提案を贈れるようになるので、得意分野以外にも興味のある依頼に、提案を送れるようになりますよ。
そして、その中で出会った「相性がいいかもしれない」と感じたクライアントには、自分のことを覚えてもえるようにします。
具体的にするのは、納期よりも早く納品する、質問などのコミュニケーションを細かく行う、などです。
そうしているうちに、継続案件も増え始めました。
次にお話しするのは、継続するうえで必要なスキル。
私が大切にしているのは、コミュニケーションと情報収集です。
コミュニケーションが大切な理由は、顔を見たことがない相手に安心感を持っていただくため。
ただ、コミュニケーションだけを丁寧に行っていても継続にはつながらないので、SEOやライティングスキルなどは、こまめに情報収集をおこなっています。
Googleで調べることが多いですが、最近はTwitterなども見るようになりました。
Googleで調べるよりも、SNSの方が超最新の情報が流れてくることも多いからです。
今の所、SNSは見る専門ですが、アウトプットとして『つぶやき』を毎日投稿してもいいかもしれません。スキルを磨くには、インプットしたらアウトプットをしていくことが大切だと感じています。
質問者様が受注数を増やし、スキルアップできるようお役に立てれば幸いです。
クラウドワークスなどでお仕事をいただいております。
自分が初心者の頃の経験から、ライティング分野でおすすめできる取り組みをお話ししたいと思います。
【タスク案件は10件程度でOK】
初心者にとって「タスク案件」は負担の少ないものが多く、受注しやすい案件です。
しかし、単価が低すぎるため「稼ぐ」ことは非常に難しいでしょう。
納品物に対する評価も採用or不採用の2択で、フィードバックがありません。
10件程度やって安定的に採用されるようになったら、早々に「プロジェクト案件」への移行するのがおすすめです。
【プロジェクト案件は報連相を大切にする】
プロジェクト案件の受注で大切なのは、クライアントさんとコミュニケーションです。
挨拶や質問はもとより、構成案や初稿納品後に修正依頼があったりした場合は、フィードバックに対してお礼を言うとともに、修正後の報告もしなければなりません。
また、少し理不尽なことが発生した時も、感情的にならずに状況・問題点・改善策を伝えられれば、関係の悪化を防げます。
コミュニケーションをしっかりとれるワーカーは、クライアントさんからの信頼も高まり、継続受注につながりやすくなるでしょう。
【在宅ワークに必要なスキルでは基礎力を磨く】
初心者の段階では、どの分野でも基礎力を磨く必要があります。
ライティング分野でいえば、
・主語と述語のねじれがない文章を書けること
・マニュアルやレギュレーションを理解できること
・WordやExcelで求められた文書の作成ができること
・語句の意味や漢字の使い分けを確認するために辞書を引けること
・記事の情報源を理解できる読解力があること
・SEOが何かを理解していること
といったことが基礎力にあたります。
文章の書き方がよく分からない場合は、自分が好きな雑誌や新聞記事を書き写す「写経」もおすすめ。
ジャンルごとに文体のようなものがあるので、書きたいジャンルの文章を「写経」しましょう。
市販の書籍も、必要なことがまとめて書かれていて有用です。
図書館や書店で背表紙を眺め、気になった書籍の目次をざっと確認してみてください。
どんなことが大切か、どのように取り組むかの大枠をつかみやすくなります。