092.自分に見合った仕事で報酬を貰うには?
Q.自分に見合った仕事で報酬を貰うには?
A.現役在宅ワーカーがお答えします!
『自分の才能や素質に合った仕事で、相応の報酬を貰うには』というご質問にお答えします。
私も現在、その方法を探しながら仕事を行っているので、現時点での回答となることをご了承ください。
方法は、「交渉する」「クラウドソーシングサービス以外で受注する」2つほどあります。順にお話していきますね。
まず手っ取り早いのが、交渉ではないでしょうか。自分のスキルや依頼内容によって交渉してみましょう。ただ、交渉するにはそれなりのクオリティに仕上げる必要があります。
自分の才能、というと専門性があったり得意分野があるということでしょう。それならば、それに見合った報酬額の交渉や、報酬額を交渉しにくい場合は継続してもらうようにアピールしてみるのはいかがでしょうか。
交渉というのは、上から言うのではなく、客観的に見てこの程度のクオリティならば、この金額が妥当ではないかという相談です。
気楽にできるようなことではないですが、明らかに低額な場合には交渉してみましょう。
次に、クラウドソーシングサービス以外での受注を行う方法です。記事代行業者などに直接売り込んで、受注を行います。私も実際、クラウドソーシングサービスではそれほど稼げませんが、記事代行業者から依頼を頂いたときの方がいい時があります。
探し方ですが、私はオーガニック検索で見つけた記事代行業者に記事を見てもらい、合格点を頂いたため、登録させてもらいました。
ただ、悪質な業者もいるようなので、見極めることが不安な場合には、慣れるまではクラウドソーシングサービスの利用がいいと思います。というのも、見極め方は大体そこで取得できるからです。
そもそも記事代行業者って何?という話ですが、私が依頼を受けている業者の話をさせて頂きます。
企業から記事代行業者へ記事制作の受注を行い、その案件を私たちライターが受注するといった仕組みです。
ライターも何百人といるので、その案件が常に自分の下に回ってくるわけではありません。
スキルなどを見て、ディレクターが判断し見合った案件を依頼してくれます。業者によって違うので、気になる方は調べてみてください。
長くなりましたが、現状での私なりの回答をお話させていただきました。
1つの例としてご参考ください。
しっかりした額の報酬をもらえる案件を探すのは、なかなか大変ですよね。
ライティング分野での経験になりますが、何かご参考になることがあれば幸いです。
【高スキル人材向けやランク制のクラウドソーシングを利用する】
一口にクラウドソーシングといっても、初心者から参入できるものもあれば、高スキル人材限定というものもあります。
自分の才能やスキルに合う案件を探すなら、高スキル人材向けサービスやランク制を導入しているクラウドソーシングを利用するとよいでしょう。
たとえば「クラウドリンクス」というクラウドワークス系列のサービスは高スキル人材向けサービスで、企業から直接話をきいて交渉できます。
同じくクラウドワークス系列の「ビズアシスタントオンライン」も、応募資格として一定の経験を求められます。
IT系特化型なら「クラウドテック」があります。
「ザグーワークス」のようなランク制のライティング系クラウドソーシングも、実力の評価と報酬が比例しているので分かりやすいでしょう。
【エンドクライアントに近いところで受注する】
報酬面ですが、クラウドソーシングで発注される案件は、基本的に報酬が安い場合がほとんどです。
エンドクライアントからの下請けの下請け(の下請けの…)みたいな形になりますので、もともとが相場の報酬額であったとしても、末端に届くまでには安くなってしまうという構造です。
これをなるべく回避するには、エンドクライアントに近いところで発注された案件(たとえばエンドクライアントのオウンドメディア)を狙うとよいでしょう。
【ワーカーを軽んじないクライアントさんとの関係を大切にする】
エンドクライアントまでたどり着けなくても、ワーカーを大切にするクライアントさんに出会えれば報酬が上がりやすくなります。
「いつまでも単価が安いまま」「単価が安いわりに工数が非常に多い」といった案件は、無理に継続する必要はありません。
しかし、「最初は単価が安いが報酬体系・報酬アップの条件が明示されている」とか「業績が向上したらワーカーに報酬としてフィードバックする予定だ」といったクライアントさんとの関係は、大切にするほうがよいです。
自分の才能や素質に合ったお仕事ができれば、そんな嬉しいことはありませんよね。
自分にとってはもちろん、クライアントさんやユーザーさんにも喜んでもらえて、一石二鳥どころか三鳥、四鳥にもなっていきそうです。
また、それ相応の報酬も欲しいとのこと、お気持ちよくわかります。
とはいえ、才能に見合った仕事も報酬も言ってしまえば「クライアント次第」となってしまうことがしばしば。
積極的に売り込みや交渉をしないと、どうしても難しいという現状もあります。
ですので、一番手っ取り早いのは自分なりの「アピールページ」を作ることだと思います。
自分の才能を第三者から見ても分かりやすく明記(場合によっては作品を展示)し、最低報酬をきちんと示しておけば、クライアントさんからも分かりやすいでしょう。
ページは、クラウドソーシングサイトのユーザーページのような場所でもいいですし、SNSやブログ、ホームページなど自分が作りやすいもので良いかと思います。
例えば動画制作者であれば、自分のできる技術をたくさん取り入れた動画をサンプルとして作ってアピールする、テープライターであれば実際にどのぐらいの速さ・正確さでできるかを数値としてあらわす、など様々なやり方があるはず。
実際にSNSを見ると「お仕事募集中」として、「こんな納期や金額で、こういったものが作れます!」というようにアピールをしている方も多々見られます。
ページ作成や宣伝活動は正直お金になることではありませんが、長い目で見ると利益となることも多々あります。
初期投資と思って、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。